2016-12
3人衆
今年のクリスマスイブ。ひたすら溜まった12か月分の伝票整理と歯医者。
華やかさが全くありません。
白黒の領収書をひたすら整理していると、みくら音楽工房のパンフレット一式など全部デザインしてくれているデザイナーの原嶋なつみちゃんからのメール。
年賀状できたよー!
との一報でした。
今年もみくら音楽工房の年賀状デザインをなつみちゃんにお願いしていました。
おー!これはナイスタイミングと思い、なつみちゃんの家に取りに行くことにしました。
そうだ、なつみちゃんの子供3人衆にお菓子を買って行こうと思いつきお菓子売り場に。
可愛いクリスマス包装のお菓子がたくさんあります。
キラキラしています。
さっきまでの伝票の世界とは大違いです。
1番小さいあの子にはこれかなぁ。
真ん中のあの子にはこれだ!
1番上のあの子にはこれかなぁ。
ちょっと子供っぽいかなぁ。
・・・。
どれだけ時間が経ったのでしょう。
完全に伝票整理からの逃避です。
プレゼントを選んでいる時は楽しいなぁ。伝票整理とは大違いだ。
伝票もキラキラでラメラメの配色にしたら楽しくなるんかなぁ。
いや、目がチカチカして絶対に楽しくない。むしろ苦痛が増えるだけだ。
なーんて考えながら、なつみちゃんの家へ向かいました。
3人衆に1人ずつ渡すと、みんながそれぞれの表現の仕方で喜んでくれました。
ちょっと、年賀状を取りに行くだけが、コーヒーをご馳走になり、1番下の子とぬいぐるみで遊んだり、なつみちゃんと音楽番組の録画を観たり。
満足、満足。
帰宅後、また伝票整理という白黒の世界に戻りました。
白黒があるからカラフルなキラキラが映えるんだもんね。
はぁー、続きをやるか。
メリークリスマス!
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
へうげもの
卑怯者。と、漢字で書くと怖くてイカツイ感じがしたので、ひらがなで書いてみました。
卑劣の卑に、
怯えるの怯かぁ。
なるほどなぁ。
漢字は本当に奥が深いです。
漢字博士の白川静さんの本を読みたくなってきました。
漢字にものすごく興味があった私は小学生の頃、夏休みの自由研究で漢字について研究をしました。
形とイメージと意味と音が絶妙なハーモニーを作りだしている漢字はステキです。
さらに日本人の大発明は、
ひらがなとカタカナを作ったことです。
これによってさらに微妙なニュアンスを表現できるようになりました。
さて、ひきょうものの話。
昔、ラクジー師匠は夢分析で私に言いました。
私が仕事のトラブルを相談した時でした。
『あんたそれ、卑怯やわ。なんで後からそんなこと言うんや?おかしいと思ったんなら、なんで本人にその時に直接言わんのや?』
私
『あー!!』
ラクジーは宝石店社長時代には世界中の取引先と交渉をしてきました。
父性社会の欧米では後出しジャンケンは通用しません。
私は
『でも、その時なんかおかしいと思ってもそれをラクジーみたいにとっさに言葉にできんのやわ。どうしたらいいんや?』
ラクジー
『気がついた時になるべく早く言うことやね。こうやって今、夢分析の時に意識したから大丈夫や。やってみ!練習すれば誰でもできるようになる。今すぐできるようになるなんて、子供じみたことは考えんことやね』
ラクジーは娘さんのNちゃんにもそうやって教えてきたそうです。
勉強しろ!とは一言も言わなかったそうです。
学校でこういうこと、教えて欲しかったなぁ。
それからもう1つ。
と、ラクジーは付け加えました。
『あんたが、そこで言えなかった時、大抵後からグチャグチャ文句を言って、その後に落ち込むやろ?それなんでやと思う?
その場でおかしい!とキッパリと言えなかった自分に対して腹が立つんやわ』
私
『おー!!!頭良いじぃー!』
ラクジー
『・・・。』
キッパリと言えるようになった私の歌には力が出てきました。
やはり、表現力の源は生き方にあるようです。
写真は決して、ひきょうなことはしない、ひょうきんもの(へうげもの)のラクジーでした。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
歴史を知って歴史をつくる
本格的な年末がやってきました。ボーカルの生徒さんは風邪やインフルエンザ、体調不良でお休みされる方が増えてきています。
みなさん、どうぞお大事にしてください。
さて、最近のレッスンでは生徒さんに本をご紹介することが多くなってきました。
本と言えばラクジー師匠です。
今まで軽く10,000冊以上読んできたラクジーに本について聞けば大抵のことは答えてくれます。
ふと、空き時間が出来た私は近くの本屋さんにでかけました。
ボーカル関連の場所や新書、心理学のジャンルをパラパラとチェックをした後、歴史のコーナーに辿りつきました。
私は中学生のころに習ったであろう歴史がほとんど記憶から抜け落ちています。
どこに置いて来たんだろう。
実家かなぁ。
通学路かなぁ。
悲惨なぐらい無知過ぎることと、
歴史を知ることで今からどう動くのが良いのか見えてくるかもしれないと思い、わかりやすーい歴史の本を手に取りました。
特に近代史が全く抜けているため、ラクジーに驚愕されたことがあります。
『あんた、それ本気で知らんのか?!』
口がポカンと空いて、顎がガタンと落ちたまま5秒ほどラクジーは黙りこんでいました。
ニュースでは沖縄の問題がたくさん流れています。
歴史とは今のことでもあると思います。
過去の出来事から今に繋がって私が存在しているのだと思うといろんな問題は決して、ヒトゴトでは無いのです。
昔、ラクジーは私の夢分析で良く言っていました。
『1人の人間が目覚めれば大きな力になる。これは本当のことだ。世界を変えるんじゃない。自分が変わればいいんや』
幼い頃からマンガも読まなかった私がラクジーのおかげで本を読むようになり、私の世界は大きく変わりました。
そして、私の歌も変わっていきました。
きっかけは本かもしれません。
きっかけは歌かもしれません。
きっかけはドラムを叩くことかもしれません。
私はこれからもじゃんじゃん世界を変えて行こうと思います。
変わることは最初は面倒で、怖くて、難しいと感じるかもしれません。
そう思わせているのは自分ですが、実はとっても楽しい行為です。
気がついたら、みなさんのおかげでみくら音楽工房にも歴史が出来ていたのです。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
ゴッドハンド
このブログによく登場するアロマトリートメントの仕事をしている友人の山崎京子ちゃん。
なぜこんなによく登場するかというと、私の身体のメンテナンスに欠かせない存在の人だからです。
京子ちゃんの仕事はアロマオイルをその人の症状に合わせてブレンドし、それを身体全体につけながらマッサージを行います。
それをアロマトリートメントと呼びます。
日本ではアロマオイルはエステや癒しなどのくくりで、まだまだ浸透していないのが現状です。
ところが、化学物質を一切使用せず天然の植物などから抽出されたアロマオイルは古くから薬として使われてきた側面と歴史があります。
ここら辺はアロマテラピーの講師をしている京子ちゃんのお姉さんの山崎奈保美ちゃんに詳しく語ってもらいましょう。
その効果は驚きです。
たまげました。
疑い深いあのラクジー師匠でさえ、絶賛しています。
あまりに効果が凄いので、ボーカル科の生徒さんに私はお話するようになりました。
すると、じゃんじゃん京子ちゃんのアロマトリートメントを受けたいという生徒さんが現れ始めました。
この生徒さんは首のココが柔らかくなればもっと喉を使いやすいのになぁ。
この生徒さんは肩甲骨が柔らかくなればもっと呼吸が楽にできるのになぁ。
・・・。
その他、書き切れません。
ようするに多くの生徒さんが身体の悩みをそれぞれの形で抱えていらっしゃるのです。
京子ちゃんの施術を受けてもらえれば、レッスンがスムーズになるのでは?!
と思いつき、話をし始めたという訳です。
しかし、月一回アロマトリートメントを受けるのが私はやっとなので自分で何かできることは無いのか?と思い京子ちゃんに聞いてみました。
『あるよ』とのこと。
早く聞けば良かった・・・。
京子ちゃんはお客様に合うオイルをブレンドしています。
自宅でセルフケアとして使えます。
さらに香水代わりに使えるアロマスプレーもブレンドしてくれます。
さらに、練り香としても使えるハンドクリームもブレンドしてくれます。
これまた生徒さん達に好評で調子に乗った私は、
実演販売の人か?!
ジャパネットの人か?
というぐらいにレッスンでお話をしています。
昔の人の知恵、自然のモノのエネルギーに脱帽です。
最近は風邪、インフルエンザ予防用のスプレーと呼吸器専用のスプレーをブレンドして作ってもらいました。
食事、水分、睡眠、アロマを活用してボーカルにとって辛い冬を乗り切りましょう!
京子ブレンドシリーズにご興味のある方は下記の京子ちゃんのサロンまでぜひ、お問い合わせください。
ジャパネットか?!
ボアサロン キョウコ
山崎京子
☎︎ 09046847620
✉️kyoko-salon@docomo.ne.jp
ラベンダーオイルを垂らして今日も爆睡だ!
おやすみー。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師
大場佳恵
プチ掃除
ドラム科の端谷先生は何やらプチ掃除を始めているようです。
12月になると大掃除という大仕事がありますが、超多忙な端谷先生はきっと大掃除をする時間は無いと思います。
昔使っていたドラムの練習パッドのフレームのサビ落としをコツコツと頑張っているようです。
ドラム科の生徒さんはお気づきかと思いますが、新聞紙に乗っているアレです。
私はボーカルなので身体のメンテナンスが欠かせませんが、楽器を演奏する方は楽器のメンテナンスが必要です。
なんだか面白そうなので
『私もやってみていい?』と端谷先生に了解をもらい今度やってみることにしました。
汚いものを見るとなんだか燃えます。
去年のラクジー師匠の引越しの時のことです。
汚い所を掃除して雑巾についた汚れをラクジーに見せつけて、
『ほら!見て!!こーんなにキッタナーいんやよ』と言うと、
『あんた変態的やわ。いちいち見せんでいいからさっさとやって!』と言い返されました。
変態だそうです。
ドラムの部屋に置いてある新聞紙の中を覗き込むとサビサビのフレーム。
これは磨きがいがあります。
普段、ドラムのパーツがバラバラになっている状態をあまり見ないので興味津々です。
『ほほー。こんな所にこんなネジがついているのか』
ボーカルも声帯周辺のパーツが視覚化できれば、そして分解してからまた組み立て直せるのであれば生徒さんに説明しやすいのになぁーと考えながらサビを眺める夜でした。
みくら音楽工房の大掃除もがんばらなくちゃね。
掃除をすると気の流れが変わります。
気の流れは息の流れ。
息の流れは歌の流れ。
なんだかトイレに行きたくなってきました。
おやすみなさーい。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽工房教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
鏡よ鏡よ
ボーカルのレッスン室には鏡が置いてあります。
先日、みくら音楽工房のリビングで行う、ラクジー師匠の文章講座がありました。
文章講座に参加していたみくらの仲間のYちゃんのSさんはレッスンの準備をしている私のボーカルレッスン室を覗き込みました。
『鏡置いてあるんや!』と2人は驚きながら鏡を覗き込んでいました。
ボーカルのレッスンでは45分間、鏡を見ながら行います。
初めてレッスンを受ける生徒さんは鏡で自分を見ながらレッスンをすることに少し抵抗を感じます。
女性だとお化粧をする時に鏡をみますが、じっと45分間歌う自分を観るということは日常ではあまり無いようです。
姿勢や口腔のサイズや形などを自分でチェックしてもらいます。
歌うことは自分と向き合うことでもあります。
見たくない自分が映る日もあります。
晴れ晴れとした気持ちで自分を観る日もあります。
いろんな自分がそこに現れます。
自分の知らなかった自分に出会えた時、
『あー!』と声が出ます。
ラクジー師匠の夢分析では良くあることです。
自分と対話をして向き合うことに慣れて来た時、自分のことが許せたり、少し好きになれたり、笑えてきたりします。
わかっているようで以外と知らない自分のこと。
鏡よ鏡よ。
私はこれからどんな歌を歌えるようになるの?
と問いかけてみるのはいかがでしょうか。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師
大場佳恵
寝具、神具、sing
身体のメンテナンスにこだわり始めた私はまずは首と肩を治そうと思い、『じぶんまくら』というものを買いました。
早く買えば良かった・・・。
靴と洋服を買っている場合ではありませんでした。
これはこれで歌うために大切なものなのですが。
こうなると沈みこんでいたマットレスも気になり始めました。
首と肩が楽になるんだったら、足、腰、背中も楽にしなくちゃ。
ということで、今度はじぶんマットレスを買いました。
良いものはそれ相応のお値段がしますが、歌のため、身体のための投資と思い切りました。
気合いと勢いでレッスンを乗り切れる時期はいつの間にか通り過ぎていました。
そんな時、みくら旅にて白檀のお香に出会いました。
アロマトリートメントの仕事をしている友達の京子ちゃんと共に買いました。
みくら音楽工房では毎朝、白檀を炊くことにしました。
ラクジー師匠から譲り受けた観音様の前に神具として置くことにしました。
寝具が整い、神具の1つに仲間入りした白檀で気を整えて、さあ!Let’s sing!!!
村上春樹さんが
『ダンス、ダンス、ダンス』なら
私は
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
赤と黄色と優しさ
みくら旅にまたまた行って来ました。
暑くても寒くても私たちはラクジー師匠を先頭にみくら旅へと出かけるのです。
この日は若狭の方に出かけました。
今回の旅には久しぶりにみくら旅に参加する人や、初めて参加する生徒さんがいました。
赤としか呼びようのない赤で、エネルギーに満ちた葉っぱ達がまずは私の視界からズドーンと後頭部に抜け、黄色過ぎる葉っぱが寝不足の嫌~な身体の重たさを吹き飛ばしてくれます。
初めてみくら旅に参加した生徒さんのAさんに
『4KのテレビのCMみたいやね』
と話しかけると、
『ほんとっすね!』と驚きながら、でも笑顔で答えてくれました。
人は驚きながら笑顔になれるんですね。
写真は久しぶりにご夫婦で参加したK夫妻とラクジー師匠。
ご主人は奥さんの車椅子をサクサク動かしていて、いつもそばにいます。
初参加のAさんは車椅子をレンタカーのトランクからいつも真っ先に下ろしたり、片付けを手伝ってくれていました。
私は2人の男性の優しさを見ながら、これから紅葉を見ると
この2人の自然な優しさを思い出すんだろうなぁーと感じました。
赤と黄色と優しさが私の中でセットになりました。
色で記憶する感情ってなんだかいい感じ!
またみくら旅に行こうね。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師、大場佳恵