講師ブログ
2023年第7回地主会の余韻と余波
気温差が激しい日が続いていますが、みなさまお変わりありませんでしょうか。
相変わらずの久しぶりのブログです。
4月に第7回地主会を開催しました。出演者のみなさまの変容ぶりに、ただただ驚きと笑いの連続でした。ギター科の地主先生のギター伴奏で歌う会なのですが、毎回みなさん地主会で歌う前と後では歌も生活も変わります。
ボーカル科の石崎先生と『地主マジック』と呼んでいます。地主会が終わった後もレッスンで動画を見ながら『あーすればよかった、こうすればよかったー』とワイワイ話し、すでに来年の選曲候補を考えている生徒さんもいらっしゃいます。
人が奏でる楽器の音で歌うという行為は特別な力が働きます。だからこそ、みなさんが変容するのだと思います。生徒さんがまだ内に抱えたまま、出していない力を引き出す力が地主先生のギターにはあります。
ギター伴奏だけでは難しい曲は私や石崎先生がピアノを弾きました。練習を重ねる度に、曲はグングンと成長しました。地主先生は私のピアノの先生でもあります。
『ここはオクターブ下で弾いた方がいいわ』などアレンジについてもたくさんアイディアを出してくれます。そしてそれを元に生徒さんに歌ってもらうと本当に歌が良くなります。一人の人が変わっていく姿を目撃することは、観ている側の人にも変容を促します。
たくさんの生徒さんや、お客さまから地主会後の嬉しい余波についてのお話を頂いております。
書き始めると膨大な量になるので、今日はここまで。
7回目の地主会でしたが、地主先生は『そんなにした?オレ3回か4回目やと思ってたわ』と呟いていました。地主先生の時間感覚は謎ですが、たくさんのジャンルの曲を一人で弾いてくれて本当にありがとうございました。
参加者のみなさま、お客さま、関係者のみなさまありがとうございました!!また来年、8回目、8回目だよ!みんなで楽しみましょう。
みくら音楽工房 ボーカル科講師 大場佳恵
大場おきゅうでございます。
みなさま、三寒四温が続いていますが体調はいかがでしょうか。
『正月のみくら新年会ではあんたに世話になったなぁ』と、ラクジーがお灸の本をプレゼントしてくれました。それから私はお灸にはまりまくり、生徒さんにお灸をするようになりました。
除雪疲れや、気温差で身体がボロボロの状態でレッスンにいらっしゃる生徒さんが1月から続出したため、これはお灸だ!と思い、せっせと生徒さんにお灸をしております。
ちゃんと、ボイトレと歌の練習もしてますよ。
みなさんレッスン帰りにドラッグストアに寄って買ってくるわーとお灸効果を感じていらっしゃる様子です。
あまりにお灸を生徒さんにするのを見てラクジーは『今日からお前を大場おきゅうと名付けよう!!』と楽しそうにしていました。
『実はな、お灸はもちろんモグサの効能もあるんやけど、煙にもっと大事な要素があるんや』と教えてくれました。
煙によって、不要なモノが浄化されます。山伏も修行の際に煙で全身を燻して清めてから山に入ります。
使用上の注意を守って、みなさんも良かったらお試しください。余計なモノを燻して追払い、新しい気の流れで歌えば自分のイメージした声が出しやすくなります。
春はもうすぐです。4月に開催の地主会に向けてボーカル科の生徒さんはさらにパワーアップしています!!
今年の地主会は『お灸バージョン』として、さらに進化をとげることになるでしょう。地主先生にもお灸をしなくちゃね。
石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師
大場佳恵
2023年ごあいさつ
大変遅いのですが、2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
2月の節分も過ぎてからの年始ご挨拶ブログになってしまいました。
2022年のみくら音楽工房は3年ぶりに、
第8回となるみくらライブを開催することができました!!
講師をバックバンドに生徒さんが、歌い、ドラムを叩き、ギターを弾いてそれはそれは楽しすぎる1日でした。
音楽とは人が幸せになるための行為なのだと思いました。
昨年は『3年ぶり』という言葉をたくさん見聞きした年でした。
やっぱり生演奏は素晴らしいです。身体にも心にもとても良いのだと改めて実感しました。
みくらバンドのメンバーと演奏できることが、当たり前ではないことを強く感じたライブとなりました。
春にはもちろん、地主会も開催しました。
ギター科の地主先生はさらに進化して地主会をドンドン面白くしてくれています。
本当はたくさん書きたいことがあった2022年でしたが、たくさん書きたいことがあったということは、たくさんやらなくてはいけないことがあったということで、ブログがつい後回しになってしまいました。
はい、言い訳です。
写真は表具師の父から借りたお正月用のおめでたい掛軸です。
みくらの廊下が、ピシッと!締まりました。
おめでたい事がたくさんある2023年になりますように!!
まだまだ寒い日が続きます。
みなさまどうぞお身体に気をつけて、春を待ちましょう。
みくらは4月開催の第7回地主会に向けて、みんな張り切っています。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルとギター教室
みくら音楽工房
主宰・ボーカル科講師
大場佳恵
what a wonderful 地主会!
大変、大変、お久しぶりのブログです。
書かなければいけない!と思いながらあっという間に2021年になり、半年が過ぎてしまいました。
年始の大雪騒動に始まり、その分の補講がようやく6月に終わり・・・。
すいません、ブログが放置状態でした。
ブログが放置されている間に、みくら音楽工房は『地主会』を開催することができました。
『地主会』とは、ボーカル科の生徒さんが
ギター科の地主直之先生のギター伴奏で歌う会のことです。
お客様の人数制限をしての開催のため、告知もできなかったのですが、たくさんの方に入れ替わり立ち替わり来て頂きました。
参加してくださった生徒さん、保護者のみなさま、お客様、スタッフのみなさま、
ありがとうございました。
4月にギリギリのタイミングで開催することができました。
早くても遅くても開催が危ぶまれました。
地主会に初参加の生徒さんも、ベテランの生徒さんも、みなさんそれぞれの歌を地主先生のギターに乗せて物語ってくれました。
ハプニングあり、涙あり、笑いあり、どの演奏の場面を切り取っても今でも心が大きく動きます。
生徒さんにはそれぞれの物語がありますが、レッスンをする中で
『私と生徒さん』という物語が新たに生まれます。
さらに、地主先生のギターが加わると物語が動き始め、聴いてくれているお客様の『何か』が動き始めます。
その『何か』の正体を探っていくことが『歌う』という行為です。
言葉にできない『何か』です。
ドラム科の方は叩く事で『何か』を探し、
ギター科の方は弾くことで探します。
5回目となった地主会はさらにパワーアップして、なんと地主先生も私と一緒に講師演奏で歌ってくれました!!
リハーサルで、
『できない』と思っていた演奏に関する様々な問題を地主先生は本番当日ギリギリまで考えて、
『できる』にしてくれました。
この力は私には足り無い力です。
回数を重ねる事に生徒さんはもちろん!地主先生もパワーアップしています。
みくら音楽工房にとって地主会は、かけがえのない存在となりました。
地主会に向けて、生徒さんのエネルギーがドンドン高まっていくのを、まさに肌で感じました。
全員がそれぞれの領域で素晴らしかったのです!
またあの楽しい空間を一緒に作りましょう!

石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカル教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師
大場佳恵
みくらの一年
大変お久しぶりです。
年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。
本当に世界中みんなが大変な年となりました。
みくら音楽工房は
毎年、春に開催していた地主会・
〜地主直之先生のギター伴奏で歌う会〜がコロナの影響で、
10月18日に延期になりました。
さらに、毎年10月に開催していた
みくらライブは中止となりました。
しかし、生徒さんや保護者のみなさま、講師陣、スタッフのみんなのご協力のおかげで
6月1日からレッスンを再開をすることができ、
地主会を開催できました。
ラクジーも、端谷先生も、
地主先生も、大場も、もちろん生徒さんも元気にレッスンができたことに感謝です。
歌うことが当たり前になっていた日常が困難になった時、音楽について、歌うことについて、
生の音楽に触れるということについて、立ち止まって考えることができました。
たくさんの生徒さんや、保護者のみなさま、講師陣に助けてもらいました。
心から感謝いたします。
みんなにとって良い年になりますように!
金沢市にあるギターとドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師
大場佳恵
【重要】休講延長のお知らせ(5月2日版)
保護者のみなさまへ
みなさま、いつもレッスンにお越しいただきありがとうございます。
4月12日(日)〜5月6日(水祝)の期間、レッスンを休講とさせていただいております。
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
ドラム科講師・端谷博人
ギター科講師・地主直之
【重要】新型コロナウィルス感染拡大に伴う休講のお知らせ
生徒さん
保護者のみなさまへ
いつもレッスンにお越しいただきありがとうございます。
コロナウイルスが収束し皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
2020年4月11日
みくら音楽工房
ボーカル科講師・大場佳恵
ドラム科講師・端谷博人
ギター科講師・地主直之
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます!
今年も歌って、ドラムを叩いて、ギターを弾いて楽しい音が溢れる場にしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
1月2日には、毎年恒例のみくら新年会&初詣の旅に出かけました。
みくら音楽工房のリビングに、ラクジーの主宰するみくら会の仲間や、みくら音楽工房の生徒さん達が集まり、まずはご近所の大野湊神社⛩へとお詣りに行きました。
みくら音楽工房に戻ってくると、お隣の奥さんとお会いしました。
『おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします』と年始の挨拶をすると、
奥さんは
『たくさん車が止まってますねー!新年会ですか?』
と聞いてこられました。
毎年恒例で生徒さん達と大野湊神社や他の神社に行くことをお話ししました。
それからしばらく大野湊神社にいかにたくさんの人がお参りに来ているかなど、天気が良かったので立ち話に花が咲きました。
お話しをしながら、ふと、みくら音楽工房が金石へ引越ししてきた頃を思い出しました。
ご近所へ挨拶に回り、音楽教室を夜遅くまですることになるのでご迷惑をおかけするかと思いますが、とお伝えするとみなさん快く迎えてくださいました。
嬉しそうに話してくれた事がとても印象的でした。
大野湊神社だけでなく、ご近所さん達にも受け入れてもらって安心して、ここでみくら音楽工房ができるんだなぁーと感慨深い年始の会話になりました。
写真は表具師の父が手拭いを表装したパネルです。
『お前のところにやるわー』と、年始に気前良くプレゼントしてくれました。
お正月バージョンとしてみくら音楽工房に飾ってあります。
生徒さんのみなさんはどこに飾ってあるのか探してくださいね。
お餅食べましたか?!
それではみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師、大場佳恵
ドラム科講師、端谷博人
ギター科講師、地主直之
顧問、ラクジー
2019みくらライブお礼
みなさま冬支度は進んでいますでしょうか。
10月13日に行われた第7回みくらライブ終わってから、一カ月が過ぎてしまいました。
この日は台風で全国各地が大変な事になり、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
このようなお見舞いの言葉をブログに書いてしまうと、虚しさを感じてしまいます。
カラカラに枯れてしまった落ち葉を踏んだ時のように、言葉と私の思いが粉々になってしまいます。
自分はなんと無力なのだろう。
しかし、台風の影響をギリギリで避けてみくらライブを開催できたことには大きな意味がありました。
自然災害を前にして自分が無力であることを知りつつ、今自分にできることをやり抜く。それしか無いと思いました。
出演して頂いた生徒さん、
ご来場頂いたみなさま、
バックバンドとして演奏してくれたみくらバンドのメンバー。
お手伝い頂いたみなさま。
応援してくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
みなさんの力があの日のライブを作ってくれました。
7回目の
【7】という数字は変容を表し、今年のみくらライブは普通にはいかないことを、ラクジーとドラム科の端谷先生と共有しながら準備を進めてきました。
いろんな種類のエネルギーが音楽を通じて一つの場に集まることの意味を身を持って体験しました。
全体を観る。
瞬時に判断する。
感情を眺める力。
決断する力。
これらのことが前にも増して必要なのだと感じました。
私がただ歌うだけではできない領域に入ってきました。
みくらライブは毎年、私の修行の場となっています。
『光が強くなれば、その分、影も濃くなる』
ライブ終了後にラクジーからもらった言葉です。
影を切り捨てるのでは無く、
共に成長していければと思います。
みくらライブのことは、
ツマツマとブログに書いてみたいと思います。
4月に開催した地主会のこともブログに書き切れていないまま、みくらライブのお礼ブログになってしまいました。
そうです、みんなにお礼が言いたかったのです!
至らない点ばかりで。
『点』が集まり過ぎて、
至らない『面』になってしまいましたが、また8回目に向けて精進します。
ありがとうございました!!
恋路海岸へ現地視察
歌の舞台となった場所へ現地視察に出かける、という行為はできそうでなかなかできない。
場所が外国などの遠い地であればなおさらだ。
ところが、彼が歌う曲の舞台になった場所は石川県だった。
たまたま、みくら旅で出かけることになっていた。
私は彼をみくら旅に誘った。
大場
『歌のために現地視察に行ける機会なんてなかなか無いし、面白そうなので一緒に行きましょう!』
彼
『まぁ、そうですねー』
みくら旅のガイドを務める
ラクジー師匠に話すと、
『そりぁ、あんた絶対来んなんわー!!!』
そんなこんなで、現地視察も兼ねて、みくら旅に出かけると、
実際の歌詞のイメージとはかけ離れてキレイな青空。
程よい潮風。
キラキラと静かに光る海。
・・・。ありゃ?!
なんか違うねー、と私と彼は笑いながら海を眺めた。
しかし、この現地視察はとても私にとっても有意義なものになった。
自分がイメージを作り上げたもので、いざ本番で歌おうとしても、ライブ当日の気温、天気、湿度、客層、自分の体調などで一気に崩れてしまうことはよくあることなのだ。
これらの要因をコントロールすることはボーカリストにとって、かなり難しい。
ライブで歌うという行為はまさに、一期一会である。
予定調和的に歌っても、全く面白くない。
むしろ、それは歌とは呼ばないと思う。
だからこそ、自分が作りあげたイメージを壊す、という意味でも、彼を現地視察にお連れして良かったと思った。
彼と海を眺めていると、
急にお腹が空いていたことを思い出した。
先に寄ったコンビニで納豆巻きを買ったので、ベンチに座り食べた。
急に潮風が強くなり、納豆の糸が顔にまとわりついた。
友達の京子ちゃんが通りかかった。
『佳恵ちゃん、納豆巻き食べてるんか?!』
と、爆笑しながら話しかけてきた。
キレイな海岸と納豆巻きという組み合わせは、京子ちゃんでなくても、奇妙に思うのだろう。
この奇妙さも歌にすれば、もっと歌うことが楽しくなるはずだ。
そして、地主会当日。
地主先生がギターでイントロを弾き始めて歌が始まり、しばらくすると、急に演奏を止めた。
ん?機材トラブルか?と心配したら・・・。
地主先生
『すごいごめん!キー間違えて弾いてたー!』
会場は、わぁー!と笑い声で溢れた。
おかげで彼は緊張しすぎることなく、見事に歌い上げた。
ライブだねー。
楽しいねー。
生きてるって面白いねー。
石川県金沢市にあるギターとドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房
ボーカル科講師
大場佳恵