大場佳恵のブログ

地主会への道【16】

私は彼女と大いに笑った。

写真は異質な者としてコーヒーを飲むラクジー。

五月なのになんだか寒気がするというので、

私の膝掛けとストールをグルグル巻きにした。

黄色だらけの異質な存在として、みくらリビングにて佇む。

彼女は今回の曲をレッスンで練習していると二回ほど大きく感情が揺すぶられた。

一回目は考察して、私なりの解釈を説明してみた。

二回目はそんなことをする必要は無くなっていた。

二人とも言葉を交わすまでもなく、

もう大丈夫だと理解した。

地主会では不思議な事がよく発生する。

何気なく選曲した曲が、本人にとって今、歌い切らなければいけない課題を含んでいることがよくあるのだ。

そこへ、思いもしないアレンジで地主先生がギター伴奏をしてくれたりするので、

不意打ちをくらうのである。

この『不意打ち』ということが、私は歌を歌う上で重要だと思っている。

予め想定され過ぎたことを生演奏でやる意味は無いだろう。

予定調和的な演奏ほど聞いていて眠くなるものはない。

何が起こるかわからない、今、この瞬間を彼女の歌で感じてみたいと思う。

みくら音楽工房

代表 大場佳恵

2025-03-30 | Posted in 大場佳恵のブログ