大場佳恵のブログ
地主会への道⑨
私と同じ年齢で、学校も同じで、
同級生で同じクラスであれば必ず仲良くなって、ずーっと話し続けているよね!
と、私と彼女は話をやめない。
それはいわゆる女性通しのおしゃべりとは違うのだ。
他者がその場に同席して見学をしていたら、
その様子は、おしゃべり と見られるのかもしれない。
しかし、私たちの中では決定的に違うのである。
彼女が何に興味を持ち、
誰に惹かれて、
近い将来を気にしたり、
髪の長さを気にしたり、
この曲の、どこの部分の歌詞が好きなのか。
を真剣に話し合うことは私たちがこの曲を歌う上で必要な打ち合わせであり、重要なリハーサルでもあるのだ。
あまりにも真剣に彼女と話すうちに自分が今、何歳の人間なのかわからなくなる瞬間がある。
そんな時は、
井戸の底からロープで作られた梯子をゆっくりと登りながら地上に戻ってくる。
村上春樹さんの小説の一節をイメージしながら。
イメージを共有するという事は井戸の底まで一緒に降りて、そこで共に体験しなければ難しい。
表層的な領域では彼女に近づけない。
そして、彼女とまたねーと別れを告げる。
彼女は『愛』と『喜び』という説明しがたい言葉の意味を少しずつ体得している。
地主先生のギターにより、そこにさらに
形容しがたい何かが加わることになるだろう。

みくら音楽工房
代表 大場佳恵
2025-03-28 | Posted in 大場佳恵のブログ
