大場佳恵のブログ

みくらライブご報告その7

〜ぴょんぴょん跳ねるの巻〜

11月になりました。ボーカル科のレッスンは風邪で欠席の生徒さんが多くなってきました。

いよいよボーカルにとって体調管理が難しい季節の到来です。
11月になったので、みくらライブご報告の最終回を書いてみようと思います。
みくら音楽工房ドラム科にはキッズ科の生徒さんがたくさん来てくれています。端谷先生の持ち前の性格もあって、仲良くドラムのレッスンをしているご様子です。
廊下を通ると同級生通しが話しているような声が聞こえてきて思わず笑いそうになるのをこらえて歩いています。
私もキッズのレッスンをしたいなぁーと思っていたら、夏頃からボーカル科にも小学生の生徒さんが来てくれました。
すでにみくらライブへの参加申込期限は過ぎていたので今年は参加できませんでした。
しかし、来年の下見も兼ねてご家族でみくらライブを見に来てくれました。
『来年、絶対出る!!』と張り切って話してくれました。
きっと彼はみくら音楽工房の人気者になるはずです。
歌い始めると、ぴょんぴょんと跳ねながら歌うのです。

楽しいと身体は勝手に動き始めます。
なんて可愛いんだ!と思った瞬間、歌はこうやって歌うんだ。

とハッとしました。
私を歌の原点に戻してくれました。
自我が芽生え始める年代になると人からどう思われるか。
他人の歌と自分の歌を比較し始めます。
どのように評価されるのかを気にし過ぎて、歌からドンドン遠ざかってしまいます。

ぴょんぴょん跳ねる彼。

先日のレッスンの後には、

『せっかくドラムとかも入るし、それを活かせる曲を選ばないとね!』とお母さんに話していました。
『バンド編成やアレンジのことも考えて選曲をしようとしてるんや。偉い!』と声をかけながら、私も見習わなくちゃと深く一人で頷いていました。
みくらライブに出演してくれた生徒さんの中には、今年のライブを踏まえて来年の選曲にすでに入っている方もいらっしゃいます。
もう来月にはみくらバンドのみんなとラクジー師匠で来年の打ち合わせを行います。
終わったばかりですが、みんなの生活の中に自然に音楽が溶け込んでいるようで嬉しいです。

みなさんの生き生きした表情を見ると私は大きな力をもらえます。クルクルと螺旋状に上昇する矢印のような形でしょうか。

この頂いた力は誰にも奪われることなく、私の中でドンドンと色んな形で変化していきます。
それをまたレッスンでみなさんにお返しできたらいいなぁと思います。

エネルギーの循環です。
それではまた来年のみくらライブに向けて楽しみながら歌いましょう!

  

石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房

ボーカル科講師

大場佳恵

2015-11-02 | Posted in 大場佳恵のブログ