大場佳恵のブログ, 講師ブログ
ペルソナの入れかえ
というほど最後のバーゲンに出向いています。
私がレッスンをしている楽器屋さんがショッピングモールに入っているので
つい、休み時間になるとウロウロ徘徊してしまいます。
物欲との戦いです。
しかも、この春から私の好きなお店が新たにオープンしたため、なんのために働いているのかよくわからない状態です。
店員さんも慣れっこで、
『はい、これ』
『絶対今日はこれ!もう来週はなくなるよ』
私が好きそうな色を的確に見せてくれます。
そして次の日。
(また徘徊しました)
『はい、これ。ありえんやろ?!この値段。一体どんだけ値下げするんやってー。それまで私らががんばって接客してきたのは何やったん?って思うよ』
決算前や夏物最後のバーゲンと言っても確かに安いです。
さらに店員さんは
『お向かいのお店見て。もうダウンベストをマネキンに着せてるでしょ?』
と続けます。
夏物のセール時期が早いため、商品が少なく、秋物も去ることながら冬物を出しているお店もあるそうです。
消費者にとっては安くなるのはありがたいのですが、店員さんは大変だと思いました。
業種は違いますが、お互いの仕事の状況を話したり、お客さんの動きなどを話しながら服を選んでいきます。
ここまでの店員さんとの会話を読んでどんなことをみなさんは感じますか?
マーケティングのプロでもあるラクジー師匠にこの話をすると、
『アパレルなどの物販は自分で自分の首を絞めているな』とのこと。
『まあ、あんたはせっかく服を買うなら新しいモノにチャレンジすることやね。くれぐれも葬式に行くような黒い服ばっかり買うなよ!』
おほほー。
私のクローゼットは中身が黒いのです。
抜群に色彩感覚の良いラクジー師匠の娘さんからは、
『よしえちゃんはフラミンゴピンクがいいよ!』
とのアドバイスをもらいました。
『あんたそろそろイメージ変えてみんか!』
といつもオシャレなラクジー師匠は続けます。
オシャレな人の周りには人が集まってくるそうです。
宝石屋さんを長年営んできたラクジー師匠はいつも自分の個性を活かしたオシャレをしています。
確かにラクジー師匠の周りにはよく人が集まります。
私の年代も変わり、体質も変わり、
住む場所も変わり、状況も大きく変わってきた中で私は新しいペルソナを選ぼうとしているのだと思います。
『色々やってみて、失敗すればいいよ!
どうせバーゲンねんし。あんた変な所、保守的やしね』
とラクジー師匠。
共時性でしょうか。意識的に動いて行くと色んなことの流れが変わってきました。
私の新しいペルソナを探す旅はまだまだ続きます。
バーゲンはもうおしまい。
みなさんもこの秋は新しいペルソナを探してみてはいかがでしょうか。
石川県金沢市にあるドラムとボーカルの音楽教室
みくら音楽工房・ボーカル科講師
大場佳恵