おしらせ, 大場佳恵のブログ

2026地主会への道・25

2026地主会への道・25

「今回の人生ではこの曲のイントロは無理やね」

ある日のギターレッスンで地主先生からの回答だ。

イーグルスというバンドのホテル・カリフォルニアという名曲がある。

この曲のイントロとギターソロが私は学生の頃からなぜか大好きだ。

「今回の私の人生の間にホテルカリフォルニアのイントロとギターソロ弾けるようにならんかね?」

と質問をしたのだ。

「うん、今のペースやったら今回の人生では弾けんね」

即答であった。

「彼なら弾けるかもしれんね?!」と私は続けて質問をした。

「うーん、頑張ったらいけるかも」

羨ましい。彼は今回の人生に希望が持てるじゃないか。

私は来世があれば来世に期待しよう。

 

彼は若い頃にギターを弾いていた。ステキなことだと思った。

人生の後半戦に入ってきて、地主先生の元へギターを習いに来てくれた。

彼は一本ずつの弦を丁寧に爪弾く。

私とは真逆の弾き方だ。

彼がギターを弾いているところを盗み見る。

背後から覗き込む私の気配に気づき、

「おぅ!」と彼は驚く。

「この音どうやって弾いてる?」

とギターの先輩である彼に聞く。

わからないことは、わかる人に聞けば良いと私は思っている。

地主先生はちょっと違う。

「一回自分で色々やってみればいい」

なるほど。

問題解決能力が高い人は、とりあえず、やってみるという策を取るのか。

たしかに。弦希先生はわからないことがあれば、すぐに調べている。

私は一旦、わからないことを放置してバナナを食べる。

そのうち、わからないことが何だったかを忘れてしまう。

彼と地主先生と弦希先生と私という組み合わせで会える機会は中々ない。

だからこそ、この時を大事にしたい。

彼はもう一つ、重要なアイテムを持っている。

特徴的な声だ。私は彼のような声になぜか惹かれる。

いろんな情報が含まれていて、とても神秘的な声に私には聞こえるのだ。

彼の声の中に入っているものを見たくなり、つい彼の声ばかりを見てしまう。中身を一つずつ取り出し、みくらリビングの床に並べて、

弦希先生と共にバナナを食べながら検証したい。

今年は彼のギターの音も聞いてみよう。

大場佳恵

2026-06-03 | Posted in おしらせ, 大場佳恵のブログ