おしらせ, 大場佳恵のブログ
みくら関連イベントのお知らせ〜金沢の工芸三人展〜
能登が大雨で大変なことになっています。
みくらの能登エリアからいらっしゃる生徒さんたちに安否確認をしました。
みなさん、無事とのこと。フーッと一息つきました。
もう、どこで地震、洪水など災害が起こってもおかしくない状況で常に自分ごととして捉えなければいけないなと思います。
奈保美先生のアロマ科の準備も終わって、雨も小降りになってきたので、工芸展に出かけました。
私の父は表具師をしています。
父のお弟子さんのお一人である、磯慶太郎さんが作品展をしていると、母から電話がかかってきました。
これは行かなくちゃ!と、広坂へと向かいました。
七尾にご自宅兼、お店を構えていらっしゃるので、まずは元旦の地震について色々とお話を伺いました。
断水が一番、キツかったと。
久しぶりに会えたので、話は尽きません。
私が高校生の頃にお弟子さんとして来てくれていたので、私の実家でお昼ご飯や、おやつを一緒に食べていました。
ジャニスジョップリンを私に教えてくれたのは、磯さんでした!
『佳恵ちゃん、このCDあげるわ!』とたくさん音楽を教えてくれました。
私は第一子で産まれたので、兄や姉がいません。
お弟子さんたちは私にとっては、兄ちゃんや、姉ちゃんのような存在です。
親には話せない事をたくさん話したなぁーなんて高校生の頃を思い出します。
兄弟っていいね!
さて、作品展。
前回も伺いましたが、さらに磯さんは表具師として進化されていました。
柿渋を塗った和紙にネット生地を漆で張って、そこにプラチナを張る。
そこから、、、。
気の遠くなる工程で、屏風の模様を作成していました。
銀の龍はかっこよくもあり、可愛さもあり、背景の黒ととてもマッチしていました。
釜師さんと、籠師さんとともに開催した三人での工芸展は私にとってイメージの世界を大きく広げてくれました。
またこのエネルギーを元に、歌います!
磯さん、ありがとうー!!
今度こそ、絶対に事前にお知らせしてねー。
開催期間が9月23日までとなっております。
連休のお出かけにぜひ、広坂へ。
みくら音楽工房 主宰

大場佳恵