2017-11

2017みくらライブご報告その3〜冠婚葬祭以上編〜

2017みくらライブご報告その3

〜冠婚葬祭以上編〜

みくらライブにはいろんなお客さまが来てくださいます。

普段中々お会いできないお客さまに会えるのも私の楽しみの一つになっています。

その中でも私がとても毎年楽しみにしているお客さまのチームがあります。

その名も大場一族のみんなです。

私の母、

私の叔父、

私の義理の叔母、

私の叔母、

私のいとこのお兄ちゃん、

私のいとこのお姉ちゃん、

私のいとこのお姉ちゃんの旦那さんなどなど。

大場一族の冠婚葬祭でも中々会えないレアなメンバーにも会えます。

大場一族はなんだか音楽にご縁があるようで、

エレキギターをやっていた、いとこのお兄ちゃん。

ジャズドラムをやっているお兄ちゃん。

お琴と三味線をしている、いとこのお姉ちゃん。

フルートをやっていた

いとこのお姉ちゃん。

長唄を嗜んでいた祖父。

トロンボーンとサックスをしていた妹。

密かにカラオケ好きの父。

音楽が大好きでイキイキと踊りながらみくらライブを観る母。

遠方に住んでいたり、冠婚葬祭ですら中々会えなかったりする一族がみくらライブで会えたり、会えなくてもみくらライブの話をしたり。

音楽で繋がる関係はとても自然で平和で人の表情を和らげてくれます。

音楽とはこのような存在なのだと、みんなの顔を見て嬉しくなります。

そのような場を作るのが私の仕事なんだなぁーと、アラレの降る夜に養命酒を飲みながらニタニタしていました。

ラクジー師匠に昔、教えてもらいました。

「大場」とは「絶対の場」という意味だそうです。

我ながら良い名前です。

みくら音楽工房は大きな場所ではありませんが、みんなが安全に平和に、イキイキと生きられる場にしていきたいと思います。

大場一族のみんな、ありがとう!!

またみくらライブで会おう!

石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカルの音楽教室

みくら音楽工房

ボーカル科講師

「大場」佳恵

2017-11-20 | Posted in 大場佳恵のブログNo Comments » 

 

2017みくらライブご報告その2〜適切な自信編〜

2017みくらライブご報告その2

〜適切な自信編〜

みくらライブではキッズコース、ジュニアコースの生徒さんが毎年大活躍をしています。

毎年みくらライブを見に来て下さる方がたから、あの子は去年よりずっと上手くなったねー!と彼ら、彼女たちの成長を共に見守ってくれています。

ドラム科の生徒さんのAくん。

今年は彼にとってとても難しい曲を演奏することになりました。

当初、みくら音楽工房でレッスンをしているときには自分の演奏に自信を持てず、困った顔をしているのを何度か見かけました。

しかし、ドラム科の端谷先生は彼はやるときにはやる!ということを知っていたので、根気よくレッスンを行っていました。

ライブ本番まで最後から2回目のレッスン日の事でした。

私がみくら音楽工房のリビングでパソコンの仕事をしているとドアがカチャと静かな音を立てました。

ん?

端谷先生かな?と思いましたが、ふと目線を落とすとAくんが不安そうな顔でこちらを覗いていました。

「どうしたん?」と私が聞くと、

Aくんは

「端谷先生は?」と答えました。

「今、戻って来るよ!」と答えるとスーとドラムの部屋へ戻って行きました。

きっと色んな事が不安で端谷先生を探していたんだと思いました。

なんて愛おしいんだと、心がギューとなりました。

ライブ前の独特の緊張感が私にもあり、Aくんの気持ちが痛いほどわかりました。

そしてライブ前、Aくん最後のレッスン日。

私はボーカルレッスンの空き時間でした。

お手洗いに行こうとドラムの部屋の前を通るとAくんが叩く音が聞こえてきました。

難しい場面にさしかかり、私は思わず息を止めて聞きました。

あれだけ難しい曲を一曲、叩ききりました。

私は一人、廊下で拍手をしました。

防音ドアなのでAくんにその拍手は聞こえていなかったかもしれません。

それでも私はおしっこをするのを忘れて拍手をしました。

Aくんに自信を持ってもらいたかったのです。

Aくんに私自信を重ねていたのかもしれません。

そして本番当日。

やっぱりAくんは叩ききりました!!

私はAくんのドラムに合わせてバックバンドメンバーとして歌いました。

楽しかったなぁ。

ありがとうねー。

っていうか、私がもっと練習しなければいけませんでした・・・。

精進します。

自信を失っている人に適切な自信を取り戻してもらうことは容易なことではありません。

それを可能にした端谷先生はすごいなぁと思いました。

端谷先生がちびっ子に人気の理由を見せてもらいました。

端谷先生もAくんもおつかれさまでした!

石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカルの音楽教室

みくら音楽工房

ボーカル科講師

大場佳恵

2017-11-19 | Posted in 大場佳恵のブログNo Comments » 

 

2017みくらライブご報告その1〜共に歌う編〜

2017みくらライブご報告・

その1〜共に歌う編〜

今年からみくら音楽工房にはギター科が加わることになりました。

なんと、記念すべき最初の生徒さんはラクジー師匠でした。

ラクジー師匠とギター科の地主直之先生はなんだか馬が合うようで、コーヒーとタバコを飲みながらいつもムジャムジャと話しています。

先日のギターレッスンでは、レッスンが終わった後にコーヒーとタバコを飲みながら

「自治会」について2時間ほどしゃべっていたような気がします。

自治会についてこんなに盛り上がれる人たちっているんだぁとある意味感心しました。

地主先生と打ち合わせをしたかったのですが、自治会の話と今後のみくら音楽工房の楽しい計画を色々と3人で妄想しているうちに、あっという間に深夜になってしまいました。

そんなラクジーが先日のみくらライブでギター科の生徒さんとしてギターの弾きがたりで参加しました。

ライブ前のレッスン日に、

「あんたちょっと聞いてくれんけー?」とラクジーが何やらうれしそうに私に話しかけてきました。

ラクジー

「地主さんがハモってくれることになったわ!」

大場

「えー嘘やろう?ほんとに?またラクジーが無理矢理頼んだんじゃないんやろうね?!」

ラクジー

「ちがうちがう!ワシは無実や。

地主さんが俺、ハモろうかなぁって、言ってくれたんや」

そうこうしているうちに2人の演奏が始まりました。

ソファーに座りながら2人の歌とギターを聴いていると視界がぼやけてきました。

海の中に入って目を開けたような感覚になりました。

ここはいったいどこなんだろう?

ふと、ここはみくら音楽工房のリビングだと気づいたときに私の目には涙が溜まっていました。

そして2人の演奏は終わっていました。

私は2人に拍手を贈りました。

ラクジーのかすれた声に地主先生の思いもしない高音の綺麗な声が重なって、そのコントラストが歌とギターの音の深みを増していました。

そしてライブ本番。

柔らかくて温かく、ちょっと切ない2人のハーモニー。

地主先生がハモってくれるなんて!

長い間、地主先生と演奏の仕事をさせていただきましたが、そんなこと私には一言も言いませんでした。

ラクジーの歌には地主先生に俺も歌おう!と思わせ、惹きつけるモノが何かあったのだと思います。

ドラム科の端谷先生に地主先生がハモってくれることを伝えると、

「そんなワザ隠し持ってたんや!」と驚いていました。

共に歌い、奏でるとはこんなにも素敵なことなんだと今更ながら実感した歌でした。

その人にしか出せない声があります。

その瞬間にしか出せない音があります。

地主先生、来年はハモりのオファーが増えるよー!!

石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカル教室

みくら音楽工房

ボーカル科講師

大場佳恵

2017-11-18 | Posted in 大場佳恵のブログNo Comments » 

 

2017みくらライブお礼

みくら音楽工房のスリッパが冬バージョンになったり、生徒さんがコートを着て来たりマフラーを巻いてきたり。

季節はいつの間にかすっかり秋の後半をむかえています。

みなさま、お元気でしょうか?

10月9日に開催したみくら音楽工房発表会ライブ 「2017みくらライブ」がおかげさまで無事に終えることができました。

ご来場いただいた皆様、参加してくださった皆様ありがとうございました。

今回は出演者が多数のため、バックバンドを担当してくれるみくらバンドのメンバーにはとても身体に負担をかけてしまいました。

みんな腰にきていたようで・・・。

すいません、来年は大幅に計画を改良させていただきます。

本当にありがとうございました。

石川県は狭いなぁと思うことがありました。

お客様より

「私、みくらバンドのベースの馬場さんの後輩なんです!」とのこと。

そこから馬場さんのお話で、暫し盛り上がりました。

ライブが終わってからもライブが続いているようでとても楽しい時間です。

ラクジー師匠より、みくら音楽工房永久会員と名付けられたOさんは東京のご自宅からみくらライブに毎年来てくださいます。

本当に嬉しくて、今年はみくらバンドと一緒にお昼のお弁当を食べようとお誘いしました。

なんだか様子がおかしく、話を聞くと

兼六園に寄った後、頭を蜂に刺され、更にスマホを落として失くしてしまったとのことでした。

お昼から打ち上げまで一日中ラクジーに散々からかわれて・・・。

心配していましたが、ライブ翌日にメールがあり、

「蜂に刺された頭も朝風呂に入ったらスッキリ大丈夫!スマホも警察に届けられていて無事でしたー!」

はぁー、よかったよかった。

金沢はスマホを失くしても戻ってくるとても良い場所だということがわかりました。

『Oさん事件』としてみくら音楽工房でこの先語り継がれる事と思います。

先輩後輩として出会ったり、東京と金沢が繋がったり、いろんな人と出来事が圧縮されたみくらライブでした。

他にもいろんな事がこの日にあり過ぎて、何から書けば良いか迷います。

私のペンケースの中身のようにぐちゃぐちゃとしていますが、少しずつブログに書いて整理していこうと思います。

みくらライブが終わり一ヶ月以上も経ってしまいましたが、まずはお礼まで。

みなさま、ありがとうございました。

写真はみくらライブのパンフレットの裏面です。

ボーカル科の生徒さんで出演者でもあるデザイナーの原嶋なつみちゃんが作ってくれました。

デザイン、イラスト 原嶋なつみ

http://natsumiharashima.com/

オモテ面は前回のブログに載っています。

裏面は太鼓を叩いているイラストです。

オモテ面も好きですが、私は裏面もお気に入りです!

生徒さんにもカワイイ!と大好評でした。

イメージが形になって具体化すると私の身体と心にエネルギーが湧いてきます!

石川県金沢市にあるドラムとギターとボーカル教室

みくら音楽工房

ボーカル科講師・大場佳恵

2017-11-15 | Posted in 大場佳恵のブログNo Comments »